Open Source CFDの使い方に関するコツをメモ帳形式でまとめたものです。 Open Source CFD実施時に前処理(プリ)、ソルバー、後処理ポストについてそれぞれSALOME、OpenFOAM、Paraviewを利用しています。
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Salome-Mecaのバイナリパッケージはこのウェブサイト(www.code_aster.org)から入手できます。サイトをアクセスすると、以下の画面が表示されます(2014年2月時点)。
図1 Salome-Mecaのホームページ
上記画面中の「Download」をクリックすると以下の画面が表示されます。
図2 Salome-Mecaのダウンロード画面その1
さらに、上記画面左側にある「Salome-Meca」をクリックすると、以下のSalome-Mecaダウンロードリソースの画面が表示されます。
図3 Salome-Mecaのダウンロード画面その2
上記画面中央上に幾つかのバイナリパッケージを表示していますが、本書ではソフトの安定性を重視するため、「Salome-Meca 2013.1」をダウンロードします。
「Salome-Meca 2013.1」(基本的にUniversal 64bitsを選びますが、自分が使用するマシンによって32bitsを選ぶ場合もあります)をクリックし、以下のダウンロード開始画面が表示され、「OK」をクリックすると、ダウンロードが始まります。また、ダウンロードするバイナリパッケージの名前は「SALOME-MECA-2013.1-LPGL.tgz」であり、Linuxのtar.gz形式となっています。また、ファイルは約1.2GBもある非常に大きいファイルであるため、ダウンロードが数時間掛かる場合があります。
図4 Salome-Mecaのダウンロード画面その3
ダウンロード終了後、上記ダウンロードページに記載してある方法に従ってバイナリパッケージをインストールすることができます。ここでは、その方法を簡単にまとめます。なお、ここでの作業はターミナル内におけるダウンロードしたバイナリパッケージがあるディレクトリ下で実施することとします。
まず、「tar」コマンドでダウンロードしたバイナリパッケージを展開します。展開が終了後、同じフォルダに「SALOME-MECA-2013.1-LPGL.run」というファイルが作成されます。
> tar -xzvf SALOME-MECA-2013.1-LPGL.tgz
そして、この新たに作成された「SALOME-MECA-2013.1-LPGL.run」ファイルを以下のように実行することでインストールが行えます。
> perl SALOME-MECA-2013.1-LPGL.run
上記コマンドを実行すると、以下のような対話式TUIが表示され、使用する言語とインストール先を入力できるようになっています。基本的に言語は英語でよいが、インストール先は各自好みの場所で構いません。
インストールが終了後、デスクトップに「SALOME」のショートカットアイコンが生成されます。
最後に、SALOME(以下ではSalome-MecaとSALOMEを同一と見なします)の起動し、動作確認を行います。
デスクトップ上のショートカットをダブルクッリクするか、あるいは以下のコマンドで、SALOMEを起動することができます。SALOMEが起動できると、以下の画面が表示されます。
> cd SALOME-MECA-2013.1-LPGL
> runAppli
図5 Salome-Mecaの起動画面
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