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Open Source CFD メモ帳

Open Source CFDの使い方に関するコツをメモ帳形式でまとめたものです。 Open Source CFD実施時に前処理(プリ)、ソルバー、後処理ポストについてそれぞれSALOME、OpenFOAM、Paraviewを利用しています。

Open Source CFD環境の入手方法

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Open Source CFD環境の入手方法

目的

 このブログのOpen Source CFD環境は、前処理(プリ)、ソルバー、後処理(ポスト)にそれぞれSALOME、OpenFOAM、およびParaviewを用いることを想定しています。ここでは、これらのツールから構成されるOpen Source CFD環境の入手方法について説明します。

入手方法

 主に2つの方法があります。
  • それぞれ開発元のサイトからダウンロードし、インストールする方法
   ここでは、この方法を詳細に説明しないとします。
  • 上記ツールをあらかじめ導入したCAEシステム(Live DVD)を利用すること
   このような統合的CAEシステムは主に以下の2つがあります。

1) CAELinux

 CAELinuxはUbuntuをベースとして、多数のCAEツールを集めた統合的なシステムです。少し開発が遅れていますが、現在の最新安定バージョンはCAELinux2011となります。私自身もよくこのシステムを利用します。このサイド(http://www.caelinux.com)からLive DVDのイメージファイルをダウンロードし、DVDを作成します。作成したDVDからPCを起動することより、この統合的CAE環境がその場で利用できます。また、Live DVDで起動したシステムをパソコンにフルインストールこともできます。

2) DEXCS

 DEXCSは、岐阜高専の建築学科柴田研究室とものづくり企業との共同研究で開発した統合的になCAEシステムです。上記CAELiunxと同様にLive DVDからパソコンを起動するだけCAE解析環境が備えることになります。特に、教育や研修に向いており、日本OpenCAE学会(http://www.opencae.jp)も推薦しています。また、日本が対応しているため、日本国内では比較的に多く使われており、CAE初心者にとって比較的に使いやすい環境と言えます。なお、DEXCSのダウンロードはこのサイト(http://dexcs.gifu-nct.ac.jp)から入手できます。

以上です。
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